国枝慎吾選手、引退。

こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。

 

週末は10度前後の穏やかな天候で、過ごしやすかったです。

 

多少の寒の戻りはあるようですが、一時期の厳寒は越えたのでは、という見方も広がっています。

 

春が待ち遠しいです。

 

車いすテニスの国枝慎吾選手がこのほど、引退を表明されました。

 

東京パラリンピックでの金メダルも記憶に新しいところですが、どこまで勝ち続けるのかわからないほど白星を重ねた方です。

 

9歳の時に、脊髄の病で、両足に障がいが残り、小学校高学年で、お母さんの勧めで車いすテニスを始めた、と。

 

20年ほど前から、全豪、全仏、ウインブルドン、全米の四大大会の車いすテニス部門で、メディアを通して観戦するようになったのも、国枝選手の存在が大きかったです。

 

その四大大会通算50の優勝回数や、パラリンピックを含めた生涯ゴールデンスラムなど数えきれない戦績は偉大というしか他ないです。

 

長くトップレベルで対峙されてきたなかで、世界ランキング1位を保持した状態で、第一線を退かれるのも国枝選手のアスリートとしての美学かと思います。

 

国枝選手がここ一番のポイントで発信していた言葉、「俺は最強だ」。

 

実力と、技術に裏付けられた鍛錬があって、結果を出して、そのうえで生きてくる言葉です。

 

国枝選手、長い間お疲れさまでした。