インプラントの講演会。

こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。

 

9月になりました、朝方や夜の肌寒さと、日中の暑さのギャップがあり過ぎますね。

 

とはいえカレンダーをとおして、「夏が終わったなあ」と実感するわけで・・・。

 

先日、大阪口腔インプラント研究会の講演会に参加してきました。

 

幾つかの演題のなかで、聴きたかったのが、中野環先生の「前歯部インプラント治療における硬・軟組織の経時変化」でした。

 

奥歯の領域に比べると、審美的にも困難を極めるのが、上前歯欠損部。

 

例えば、片側1本の場合は、もともと反対側に存在している、天然歯と対称的に表さなければいけないからです。

 

苦慮されている先生も多いと思います。

 

中野先生は大学の准教授ながら、臨床肌が強くて、「論文になっている中身の、計測値は鵜呑みにしないようにしている」、と語られながら、スライドをみせて7いただきました。

 

「抜歯即時埋入」を人工骨と人工膜(メンブレン)を用いて、インプラントされるわけなんですが、これが後の成否のカギを握るのです。

 

インプラント自体を深めに埋めているのもミソですが、いろいろな方法を教えてくださいました。

 

中野先生、ありがとうございました。