再生歯科医療の講演会、参加しました。

こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。

6月も終わりに近づいています。

平年での梅雨明けは7月20日頃ですから、雨にたたられるのは、まだまだ続きそうですけどね。

先日、大阪口腔インプラント研究会主催の講演会に参加してきましたので、ご報告させていただきます。

インプラントだけでなく、様々なジャンルの先生を講師として毎回お呼びしているわけですが、今回は東北大学大学院の江草宏教授でした。

この先生はかぶせ物などを主とする補綴(ほてつ)教室の方ながら、外科系の先生以上に「歯を再生する」研究に打ち込んでいることで知られています。

まだノーベル賞を受賞する以前の当時の山中伸弥先生に意見を授かって、歯肉粘膜を利用してiPS細胞の口の組織再生研究をされていたのです。

1972年生まれ、40歳そこそこの年齢で教授になられているぐらいですから、講演時も全身からエネルギーがみなぎっている感じでした。

「いろんな障害を乗り越えて、早く人での治療応用ができるようにしたいです」、と繰り返し言っておられたのが印象的でした。

刺激をもらうには十分すぎるお話をありがとうございました。