日産、カルロス・ゴーン会長・・・。

こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。

 

クリニックにも暖房が必要になり、秋の終わりを実感します。

 

これからどんどん寒くなっていくのでしょうね。

 

日産のトップに君臨する、カルロス・ゴーン会長が逮捕されました。

 

自分が受け取っている報酬を故意に少なく申告した罪です。

 

その金額は、5年で約100億円の受けとっていたものを、その半分の額で申告していたという内容で、シンプルに50億円を隠していたということです。

 

ゴーン会長といえば、カリスマ経営者として、必ず名前が上がる方です。

 

会社の負債2兆円という「死に体」状態だった、日産に1999年、役職として迎えられ、主力の「村山工場」や18千人のリストラなどを敢行しました。

 

日産は短期間で黒字転換、「驚異のV字回復」と言われました。

 

2005年以降、権力がゴーン会長に一極集中し、社内の誰もが反対意見を述べることができなくなったそうです。

 

日産の西川社長は「残念という言葉を通り越して、強い憤りを感じる」とコメントしていましたが、社員の方々の悔しさが伝わってきます。

 

ブラジル出身、あふれる才能と大変な努力で、世界の経済界の先頭を走る、立身出世の人物の典型と思っていましたが・・・。

 

不正の実態が、これから徐々に明らかにされていくなかで、はっきりしていることは、「落胆」です。