全国インターハイの熱中症対策

こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。

小・中学校では夏休みが始まりました。

近年は年間を通しての授業のコマ数の影響もあってか、8月27日頃までの前倒しの夏休み期間が主なようですね。

課題提出のぎりぎりスパートの最終段階での時間不足が気になるところですけれど、充実の夏休みにしてほしいです。

全国高校総体(インターハイ)が、今年は中国地方各県に分散して、開催されています。

陸上競技は広島県で行われていますが、競技のタイムテーブルが大きく変わってきています。

猛暑のため、競技中の熱中症発症を回避させる目的で、多くの種目で、予選・準決勝・決勝を行わず、組別でのタイムレース決勝を実施しているのです。

長距離種目では10年以上前から、全国大会レベルで、本命に挙げられていた有力選手がレース終盤に熱中症症状で失速し、棄権を余儀なくされるシーンがみられていました。

競技時間帯も5000mなどは、以前は18時頃などが多かったなかで、最近は19時以降など「夜時間」にシフトしています。

競技場に氷水が貯留された大型ポリタンクが設置されて、柄杓で体に冷たい水をかける、といった風景も珍しくないものとなりました。

8月上旬から7月に移行させていても、近年の暑さ対策には不十分でもあり、今後も環境変化に合わせて、対応も更新されていくのでしょうか・・・。