新卒歯科衛生士さんの採用。

こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。

週末から突如、肌寒くなってきました。

20℃前半の最高気温と雨が断続的に降り続けて、いいお天気ともいえない・・・。

先週までの30℃前後の「夏」の暑さとは極端で、秋らしさを体感できていないのが残念です。

先日、人事労務のセミナーに参加しました。

MCの社会労務士の方から、「新卒の歯科衛生士の採用市場の状況」を伝えてもらいました。

2025年春に衛生士学校を卒業し、国家試験を見事合格、歯科衛生士になられて、歯科業界に入っていった方は7500余名とのこと。

歯科診療所では衛生士さんへの求人が全国的には1日あたり16万件を超えていて、単純に計算すれば、23.7倍の倍率になるそうです。

新卒の衛生士さんにとって、学んで、仕事を覚えていく「最初の職場」はとても大事で、その後の社会人としての歩みに強く影響します。

雇用する歯科診療所、歯科医師としても、責任を負うことになるわけで、にしクリでも施術のノウハウ、診断の見極め、年単位で力量をつけてもらえるよう、趣向を凝らして、衛生士先輩、ボクや家内、各々がレクチャに努めています。

MCの方が言われるポイントに「しっかり教えられる体制」と「人件費増加と収益増見込を加味した収支概算」を挙げられていました。

会計士、社労士目線でいけば、経営状況を踏まえて、ニューフェイスを一人前にすることが自院の繁栄にもつながるとのことでした。

理想と現実はなかなか結び付けることができない難しさがありますが、自身ができる身の丈に合わせて、先輩衛生士の方と協力して、職場の良さを新卒の方に知識・技術両面含めて、提供を続けたいです。