こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。
湿度も高く、まだ寝苦しさを感じる夜が続いています。
神戸市の2025年の熱帯夜は80日以上を記録したそうです。
熱帯夜は18時から翌朝6時までの時間帯で、気温25土以上を指すため、日中の猛暑に何日も直撃していると、熱帯夜の感覚が少々鈍くなります・
いずれにしても今年の夏も暑かった、ということです。
先日、世界陸上東京大会が開幕しました。
東京での開催は34年ぶりで、前回大会時のボクは大学生、歳月の流れを感じます。
マラソン、競歩といった、ロード長距離種目は、午前7時30分スタート。
普段のランニングでも午前9時を過ぎれば、まともに暑さを浴びることになっています。
タイトルがかかるレースでは、タイムよりも、もちろん順位が優先されるので、ペース配分の駆け引きに奥の深さがあります。
女子マラソンでは、高温多湿の悪条件下で、小林香菜選手が7位入賞。
序盤から果敢に先頭集団を引っ張り、アフリカ勢に吸収され、10位台に下がった戦況から、後半、先を行くランナーを一人、さらに一人、捉えては抜き去っていくレースを展開していました。
途中棄権する選手も多くみられ、本当に厳しい気象条件だったと思います。
国立競技場にピッチを上げても帰ってきた、小林選手は7番目にゴール。力を出し尽くした、堂々の入賞でした。
小林選手は早稲田大学でホノルルマラソン完走会というサークル所属ながら、主要大会で最上位に入る猛者ランナーでもありました。
総務省に入省し、官僚になる目標を、マラソンに変えて、大塚製薬陸上部に入った経歴を彩るように、じわりじわりと上位に進出していく、レース運びは圧巻でした。

中学、高校陸上部も強豪校ではなく、多感な時期を結果重視で競り合いの環境ではないなかで競技をしてきたことも、さらに飛翔していく小林選手のポテンシャルを感じる走りでした。
入賞、おめでとうございます!