歯科用CTの講演会

こんにちは、にしまつ歯科クリニックの西松です。

全国でも最高気温40℃超えの場所がどこかでみられ、兵庫県の丹波市柏原で国内最高41.2℃を記録されました。

北は日本海沿いの但馬から、南は瀬戸内海を渡って淡路島に至る、広い兵庫県(東西もとても距離あります)のなかでも丹波市は山々にかkも中央付近に位置する、緑に囲まれたします。

ボクが研修医時代に勤務していた市民病院がある、隣の西脇市(80年代から「日本のへそ」と市でPRされておられます)も同日40.0℃でした。

全国的にはまだまだ暑さが続きそうです、どこまで気温が上がっていくのでしょうか。

先日、歯科用CTについての講演会に参加しました。

日本大学歯学部放射線科学講座の新井嘉則先生による、CBCT(コンビ―ムCT)の内容を掘り下げてのご講話でした。

従前より存在する単純レントゲン、歯科領域ならパノラマ(全体)、デンタル(一部)での診断や治療上の確認が不十分な場合に、CBCTを用いています。

被曝量や支払代金(保険診療3割負担の方で窓口約3500円、自費ならば当院で12000円)のデメリットもありますが、画像から得られる情報量の多さが、治療における大きなアドバンテージになります。

神戸大口腔外科教室在籍時の、口腔外科学会や頭頚部腫瘍学会などで造影CTの悪性腫発表で何度か質問いただいた新井先生は「良心的な厳しい問い」をされる方でした。

悪性腫瘍とインプラントや歯性疾患は、また一線画するものなので、同じような論議はできないものの、「正しい目で状態把握する」大事さは同じだと聴き入っていました。

CBCTを最小機会で最大限に生かせる目的での撮影であることを、今後も常に意識していきます。